電算番頭 後藤

2022年9月3日2 分

ご注意!Kintone「だから」なんでもできますよ これは罠

最終更新: 2022年9月4日

基幹業務がKintoneでコストをかけずに「構築」「カスタマイズ」できる。

こんな魅惑のホームページがたくさんあります。

そして、Kintoneの専門家先生いわく

もっと Kintoneの勉強をしてください。

まず Kintoneの特性を理解して。

ああ 大変。

いよいよ、Kintoneの「先生」お得意の専門用語。

「カスタマイズ」「ジャバスクリプト」「プラグイン」があるから どんなカスタマイズもお任せください!

この言葉が出たら もう 大金がかかる予感です。

ご注意! 基幹業務ソフトの機能。実現のむずかしさ。

実際の画面をつかって動画で説明させていただきます。

これはPCAクラウドと

Kintoneの連携のHPです。

https://pca.jp/area_top/kintone/plugin_install.html

なんだか簡単にKintoneがPCAの肩代わりできそうな感じ。

実際のPCAをみると

Kintoneの苦手な動作がごっそり!

(1)複数行の一括書き出し、更新

(2)関連レコードの一括更新

(3)検索方法の複雑さ

(4)マスタがないなら自動生成

気が遠くなります。

このビデオの画面やこのビデオのパッケージソフトの動作を見たら

 Kintoneの「先生」お得意の専門用語。

「カスタマイズ」「ジャバスクリプト」「プラグイン」があるから どんなカスタマイズもお任せください!

この言葉を信じたら最後 もう大出費。ということがご理解いただけると思います。

はっきり言います。

Kintoneで販売管理システムを作るのはお金の無駄です。

簡単に画面ができる ことと 複雑な仕事を組み込めることは全く違う能力です。

Kintoneからの画面やデータの操作は他の開発言語で行うより著しく効率が悪いのです!

これはKintoneの「アプリ」の構造的な宿命です。

くれぐれも 「Kintoneの画面作り」と「カスタマイズ」は別物。

くれぐれもご注意ください。

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