昨日、地下鉄で発見Kintoneの広告!
この広告の宣伝を見ていると・・・
「Kintone万能」
というイメージが脳裏に植え付けられますね。EXCELにできることは全部できて+αでいいことだらけ。
毎日の業務全部がKintoneで完結。
天国への招待だ! と舞い上がります。
でもよ~く見てみると・・・・・
この吊り広告も、ネット上のいパンフレットでも各種メディア(CM)でも、
決して
「Kintoneで業務システムがつくれます」とは言っていません。
ここら冷静に。。。。。
Kintoneは あくまでも「カード型データベース」のWEB版。
「ブラウザで動くカード型データベース」 これ以上のものではないことを販売する側は知っているはずなのですが。。。。
買う方はTVコマーシャル等で勝手に過大な期待が高まります。
Kintoneメーカーさんもそこはビジネス。。。。。。。
このイメージに乗って、広告 広告。
Kintone認定技術者、Kintoneエバンジェリストと神秘性、崇高さを演出。
なんだか Kintone流の
「お作法」が 正しいIT それ以外は 異端 という 忖度へ誘導
なんだか Kintone教 新興宗教みたい・・・
HPのこの記事を見たら 何でもできる!魔法のソフトって思っちゃいますよね・・・・
さて、こちらは
「カード型データベース」についての説明。
代表製品の老舗 管理工学研究所の製品 「桐」の説明ページはこちら
<記事引用>
「データベース」が必要な全ての人に役立つツールであること。データベースの基本機能はもちろんですが、それをどう使いやすくするかが常に私たちの課題です。 1986年のバージョン1発表以来、私たちが一貫して気にしていることは3つです。
操作性 - 人間の思考の流れに沿った機能・操作体系であること
日本語処理 - 日本語を正しく扱えること
表現力 - データを目的に沿った形で表現する能力を提供すること
非SQL型のリレーショナルデータベース機能をベースに、
自由なレイアウトができる入力フォーム・レポート(印刷フォーム)
処理を自動化するためのプログラミング環境を統合した日本語データベースシステム
「桐」は、 数多くのバージョンアップ、アップデートを経て、個人のお客様、一般企業から官公庁・学校・病院などで広く利用されています。(桐 HPの説明)
桐は1986年、インターネットが無い時代から以来売られている「カード型データベース」の代表作です。
Kintoneは
この桐が昔ヒットした歴史を
インターネット時代用にアレンジして
ブラウザで動く桐(カード型データベース)をつくって売り出したものです。
懐かしい話ですが、当初は「万能」と絶賛されたカード型データベースですがこれには いろいろ限界がありました。
だから企業の基幹業務にこの手のカード型データベースが使われることがありませんでした。
まずは Kintoneへの憧れを 現実に引きもどしましょう・・・・
相手を知らないといい関係はできません
彼を知り己を知れば百戦殆からず 知己知彼,百战不殆
カード型データベース Kintoneの限界に関しては次回説明をさせていただきますね。
あわせて こちらもご覧ください!
Kintoneの弱点。
動画でくわしく解説させていただきます!
Comentarios