ご注意!Kintone「だから」なんでもできますよ これは罠
更新日:2022年9月4日
基幹業務がKintoneでコストをかけずに「構築」「カスタマイズ」できる。
こんな魅惑のホームページがたくさんあります。
そして、Kintoneの専門家先生いわく
もっと Kintoneの勉強をしてください。
まず Kintoneの特性を理解して。
ああ 大変。
いよいよ、Kintoneの「先生」お得意の専門用語。
「カスタマイズ」「ジャバスクリプト」「プラグイン」があるから どんなカスタマイズもお任せください!
この言葉が出たら もう 大金がかかる予感です。
ご注意! 基幹業務ソフトの機能。実現のむずかしさ。
実際の画面をつかって動画で説明させていただきます。

これはPCAクラウドと
Kintoneの連携のHPです。
https://pca.jp/area_top/kintone/plugin_install.html
なんだか簡単にKintoneがPCAの肩代わりできそうな感じ。

実際のPCAをみると
Kintoneの苦手な動作がごっそり!
(1)複数行の一括書き出し、更新
(2)関連レコードの一括更新
(3)検索方法の複雑さ
(4)マスタがないなら自動生成
気が遠くなります。
このビデオの画面やこのビデオのパッケージソフトの動作を見たら
Kintoneの「先生」お得意の専門用語。
「カスタマイズ」「ジャバスクリプト」「プラグイン」があるから どんなカスタマイズもお任せください!
この言葉を信じたら最後 もう大出費。ということがご理解いただけると思います。
はっきり言います。
Kintoneで販売管理システムを作るのはお金の無駄です。
簡単に画面ができる ことと 複雑な仕事を組み込めることは全く違う能力です。
Kintoneからの画面やデータの操作は他の開発言語で行うより著しく効率が悪いのです!
これはKintoneの「アプリ」の構造的な宿命です。
くれぐれも 「Kintoneの画面作り」と「カスタマイズ」は別物。
くれぐれもご注意ください。